人・生

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【めだかの刺青】

18歳を過ぎたころから、ほとんど失踪状態な日々をすごしていました。
その日々の中ですべての喜びと、すべての苦しみを経験してきたような気がします。
あるバイト先で、見るからに70過ぎの頼りなげで、とても無口な爺さんと一緒に
働いていました。半年ほどの間、一言もその人と話をすることはありませんでした。
ある日、その人の左腕に「めだか」がいたのです。
まるで子どもが描いたような、笑うに笑えないほどの貧弱な、それはどう見ても
「めだか」の刺青でした。
たとえそれが遊び彫だったとしても、若い時にいきがって彫ったとは思えません。
それなりの年齢になって、「あぁ、俺はメダカだ…」と思って彫ったのでは…
なんて、勝手な空想をしました。そして僕は誓ったのです。
40歳を過ぎて、それでもまだ僕が生きていたら、左腕に刺青を入れよう、と。
それは20歳のころの出来事。そして僕は今、40歳をとっくに過ぎました。
爺さん、あなたの人生のすべてを僕は知りません。
でも、あの日の誓いを僕は今まで忘れたことはありませんでした。そろそろですね。
左の利き腕をやっと本当に、自分のものにする準備を始めます。
「めだか」じゃないけどね(笑

2009.10.04
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雪天  URL
2009.10.06 22:07 edit
>iroriさん
ひとつとして同じ人生はありませんね。DNAと同じです。
でもDNAのようにあらかじめ決められたものではないと思っています
僕の場合、綱渡りのような「チャレンジ」ならいいのですが、
自分で乗っちゃったジェットコースターに翻弄されている感じです(笑
ひとりの気楽さも、きっと近くに誰かが(恋人とい言うわけじゃなく)
誰かがいるから、気楽で良い感じなんでしょうね^^
irori  URL
2009.10.06 20:44 edit
人の数だけ人生がありますね。。。
私もジェットコースターというか、綱渡りのような人生です^^;
今までのことを振り返ると、やはり人との出会いの影響って大きいと思います。
大きな転換期の裏には、いつも愛する人との別れがあったような気もします。

ひとりだとさみしいなぁと思う反面、ひとりの気楽さは捨てがたい(笑)
まあ、愛情ってそんなちっぽけなものではないのでしょうけどね^^;
雪天  URL
2009.10.06 20:34 edit
>Seiyaさん
どんな想いがあったんでしょうね。
なにか特別な意味があったのか、それとも、な~んも考えてなかったのか(笑
今となっては確かめようもありませんが、僕が勝手に空想して、
勝手に誓っただけです^^;;
「めだか」に対抗して「キティちゃん」にしろと言う意見もありましたが
それは却下しました(笑
でも本当にキティちゃんを彫っている人もいるんです…(´Д`)
Seiya  URL
2009.10.06 13:50 edit
いろんな人生がありますね。。
それでも生きていかなきゃいかない・・ですね。

「めだか」なんだかお茶目ですね。
そこにはどんな想いがあったのか、
聞いてみたい気がします。
雪天  URL
2009.10.05 23:07 edit
>niyaさん
勇気で彫るもんではありませんよ^^
可愛げのない「めだか」になるでしょうね(笑
「人生」というとその人個人の歴史のようですが、それはさまざまな人々との
関わりの中で創られてきた道だと思うのです。「あの人と生きた」もまた「人・生」
「あの人と生きたかった」もまた「人・生」
niyaさんもひとりではないんですよ^^
niya  URL
2009.10.05 22:41 edit
いろんな 人・生 ありますよね。。。
そっかぁ・・・私は 刺青を入れる勇気はありません^^;が、、、そんなに強い思い入れがあったんですね^^
どんな「めだか」に なるんでしょうね^^
「あの人となら生きていけるのに」。。。が、とっても ツボでした。。。
やっぱり 一人じゃ生きていけないって・・・思いました・・・
でも、やっぱり ひとり。。。なのかなぁ・・・
。。。。。あら~、意味わからなくなっちゃいましたよね^^;国語苦手で^^;;;


   

雪 天


雪天 1966生 ♂


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